プレゼンが苦手な方へ

はじめに

大学生活でもたくさん人前で話す機会があります。授業でのプレゼンや学会での発表、課外活動など様々な場面で大勢に対して説明しなければならないことが多いです。

そんなプレゼンが苦手な方に、私なりのプレゼン克服方法を共有します。

原稿内容は暗記しなくて良い

多くの方は間違った話しをしないように、原稿を作成してそれを暗記しようとします。10分のプレゼンであればだいたい3000文字くらいは作るでしょうか。人はだいたい1分に300文字を話すと言われているので、A4だと2〜3枚ほどになると思います。

でも、それを完璧に覚えるのは難しくないですか??

一字一句間違えないように話すのは大変じゃないですか??

なので、原稿を暗記する気持ちは捨ててください。プレゼンで大切なことは嫌々やらないことです。「自分の考えを伝えたい」という気持ちが前面に出たほうが聞いている方も気持ちが良いです。なので、原稿を暗記し、それをそのまま話すということはやめましょう。

ひとり言をすれば良い

原稿を覚えずに、どうやって話すのか!と言いたくなる方も多いかもしれませんが、私はほとんどのプレゼンにおいて、原稿は覚えようとしません。でも、すらすらと話せるのです。

それをする方法は、「ひとり言」です。ひとり言をする意味についてこれから説明します。

まず最初に、皆さんはイメージトレーニングをすることはありますか?イメトレは野球やサッカーなどのスポーツの場面で良く行われることです。皆さんも部活やサークル活動でイメトレを行ったことがあると思います。

プレゼンも同じです。具体的なプレゼン環境をイメージしながら、その場で自分が説明するときのように声に出してみます。このときは説明に使う資料やポスターを見ながら、それっぽく話してみるのです。最初は決して完璧である必要はありません。頭から順番に説明をしていき、すこしわかりにくいなとか論理的じゃないなと感じはじめると、その場で言い直してみましょう。

ひとり言をしているだけなので、実際に相手がいるわけではありません。なので下手な話し方でも良いのでとりあえず説明してみる。説明しながら、違和感のある部分はその都度言い直す。

これによって話す原稿が頭の中に自然とできあがります。そして、何度も言い直していることによって、すっと記憶されているのです。

人前で話すことが苦手なひとはやってみると良いと思います。もちろん、公共の場や人が多くいる場所でひとり言をしていると気持ち悪がられるので、家でやってみてください。

さいごに

ひとり言 = イメトレ プレゼンをひとり言でとりあえず話してみることで、自然と原稿が頭の中に入ってきます そしてそれは、記憶にも残るのです。

しかも、その場で内容を考えながら話す訓練にもなるので、いざ原稿が頭からなくなってしまったとしても、本番ではすらすらと話すことができるのです。