記録のためのデジタル。思考のためのアナログ。
デジタルは便利
Apple iPad?Pro (11インチ, Wi-Fi, 256GB) - スペースグレイ
- 出版社/メーカー: Apple(アップル)
- 発売日: 2018/11/07
- メディア: Personal Computers
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持ち歩くデバイスがいつでもネットワークにつながるようになってから、データをすべてデジタルにしている私です。Evernoteもプレミアムを購入して、毎日のように考えたこととか、読んだ論文のまとめとかを書いていました。
あと、iPadとApple pencileもめちゃくちゃ便利ですよね。使ったときは感動の嵐で、本当に紙が必要なくなるんじゃないかって思ってました。
だけど、やっぱりデジタルだけでは不便なんです。アナログの紙とペンを大切にすべきだと気づいた私が、その理由を説明します。
記録にはデジタル。
私は基本的にローカルのみにデータを残すことはしません。Google driveの無制限アカウントを持ってますし、OneDriveやEvernoteもふんだんに使っています。基本的にはローカルで作業したデータは即時クラウドに保存されるような仕組みを取っており、別のPCやスマホで作業をしようと思っても、クラウドのデータを直接さわれるような仕組みにしているため、場所や端末に依存しないようになりました。
デジタルが大好き好きて、紙をすべて排除しようとしました。iPadとApple Pencileも買ってからは、考え事をするときもデジタル上で行っていました。
だけど、少しずつ不便なことに気づきました。
デジタルは思考にとって不便
まず、基本的なことですが、Evernoteに書いているときに思うことですが、書いては消し、また書いては消しを続けてしまいます。なぜかキーボードでは思考が止まる感覚があるのです。
簡単に修正し、消せるデジタルだからこそ、完璧な文章を求めてしまい、思考スピードが落ちるのです。それでは高効率で良い思考をすることができません。
次に、iPadとかの非常に便利なデジタル端末でのことです。Apple Pencileは革命的な製品で、私も大好きです。だけど、やっぱり思考が止まります。なぜならば、画面の拡大縮小をしょっちゅう行うのです。もちろんそのままのサイズでもきれいに書けることは書けます。
しかし、1枚の画面に多くの情報を書きたいときや思考が膨れ上がるときなどは、広く使いたいです。そんなときに、拡大縮小などは非常に手間になります。また、デジタルだからこそ文字を簡単に消せてしまうため、思考の過程がなくなってしまいます。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
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思考のためのアナログ
紙とペンは最高の道具です。前田裕二さんのメモの魔力でも取り扱っていますが、思考を加速させるためにはアナログが活躍します。紙では頭に思い浮かんだことを直接具現化することができます。軽く文章が間違っていても、消すことが煩わしいため、二重線で続けたり、無視して書いたりすることができます。デジタルでは完璧を求めてしまいやすいため、それはできません。アナログだから不完全でも許してしまうのです。
これが大切です。不完全さを許すことで、思考は加速します。私は常に2冊のノートを持ち歩いています。研究用の思考ノートと日常的に学び気づいたことから思考するノートです。日常的に使うノートはメモの魔力を読んで強い感銘を受けたためやり始めました。
まとめ
デジタルでは完璧を求めるから思考が遅くなる
アナログでは頭の中をそのまま言語化することができる
アナログの不完全さを許すことで、強い力を得ることができます