【海外での移動手段はどうしよう?】現地で困らないために調べておくこと!

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はじめに

初めての海外旅行やひとり旅行など、現地での移動手段には不安がつきものですよね?

 

なので今回は、私がひとりで海外に行ったときに使っている移動手段や日本で事前に調べていることなどをお伝えします!

 

公共交通機関

電車やバス、モノレールに乗って移動したいときには、必ず切符の種類と買い方を事前に調べてください。

 

日本のように乗った駅と降りる駅で料金が決まるとは限りません!

 

例えば、スペインのバルセロナではバスや電車で使う切符は同じです。

どんな切符があるかというと、

  • 一回分の切符(バルセロナ市内は定額)
  • 48時間や72時間乗り放題の切符

などがあります。

 

なので、48時間切符を買っておけばバスも電車も路面電車もすべて乗り放題です。

  

特に公共交通機関はすべて同じ切符で乗れるということは日本の認識と異なるので、事前に調べておかないと、現地でどの切符が使えるのか悩むことになります。

  

海外では駅に駅員がいなかったり、ネットにつながらなかったりするので、日本で事前に調べておくことをおすすめします。

 

タクシー

タクシーに乗るときは必ずボッタくりに気をつけなければなりません。

 

そのためにおすすめは、現地でも信用されているタクシー会社を利用することです。

 

しかし、現地に着いてからでは慌てていたりするので、日本で調べておくと安心できます。

 

例えばインドネシアのバリ島でもっとも信用されているのは「ブルーバードタクシー」ですね。

それを使えば、大丈夫だと思います!

 

でも、どうしても信用の高いタクシーをつかまえられないときもありますよね。

 

そんなときは必ずメーターだけは使ってもらえるように伝えましょう!

英語ができなくても「メーター」と言いながら指をさせば大丈夫です。

 

使ってもらえるまで、何度も言いましょう!

 

UberやGrabなどの配車アプリ

最後に、一番おすすめな移動手段をご紹介します。

 

UberやGrabなどの配車アプリです。

これらは国や地域によって利用できるアプリが異なっています。

 

日本ではUberはありますが、東南アジアではGrab、ヨーロッパではmy taxiだったりします。

 

 

これらのメリットは

  • 事前に料金が決まる
  • カード払いができる
  • 好きな場所に配車できる
  • 運転手の身元確認ができている

やはり、事前に料金が決まっているとボッタくりの不安がなくていいですよね。

 

また、一般的な白タクとは異なり、その会社が乗客の安全を守るために最善を尽くしています。

 

例えば、乗車中に問題が発生するとアプリ上から位置情報とともに緊急通報をすることができます。

 

また、利用する予定がなくてもホテルなどで事前に調べて、アプリのインストールとクレジットカードの登録をしておくことをおすすめします。

 

海外では何が起きるかわからないので、移動手段をいつでも確保できるように準備しておくと良いと思います!

 

 

ただ、これらのサービスを使うときにも注意点はあります。

 

それは実際に迎えに来た車とアプリに表示されている車のナンバーが一致するかです。

 

最近ではこれらのサービスを名乗り、観光客を騙して連れ去るという問題も発生しています。

 

そのため、ドライバーが安全かどうかはアプリの表示情報と見比べて確認してくださいね!

 

アプリの情報と一致すれば、少なくても会社が雇っているドライバーであることは保証されます!

  

さいごに

海外での移動手段について、私が利用しているものについてご紹介しました!

日本にいるときに落ち着いて調べておけば、現地で安心して使えるものばかりなので、上記のことを意識してみてくださいね。

 

 

 

 

長時間フライトを快適に乗りきる8つのアイテム

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初めての海外旅行など、長時間のフライトを前に緊張していませんか?

そんなあなたに届けるおすすめのアイテム8選です!

ぜひ、参考にしてみてください!

1.ネックピロー

長時間のフライトでは、快適な姿勢を保つことが大切です。ネックピローがあるのと、ないのとではえらい違いです。

私も最初のころはネックピローを買わなかったのですが、気になって買ってみると非常に楽な体勢を保つことができます。

ネックピローなしで寝落ちすると、首が無理な体勢になってしまいます。気づいたら首が曲がらないなんてこともありました。

なので、快適に過ごしたいならネックピローは必須アイテムです!

ネックピローにはクッションのものをおすすめします。 さわり心地が気持ちいいので、長時間つけていてもストレスになりません。

ふくらませるタイプのものは手軽ではありますが、快適さはあまりないと感じています。 (やっぱりめんどくさいし)

2.アイマス

機内では多くの人がトイレに行くためにうろちょろします。

それが気になってしまい、寝付きにくいこともあるため、アイマスクをおすすめします。

アイマスクにはこだわりはないので、お好きなものを使うのが良いでしょう。

3.マスク

基本的に機内の空気は乾燥しています。 私は普段、あまりマスクをつけないのですが、どうしても喉が痛くなってしまうときもあるので、マスクは必ず常備しています。

4.イヤホン

やはり、機内での暇つぶしは動画ですね。 Amazon Primeなどでダウンロードしておいた映画や音楽を聞くために、お気に入りのイヤホンがあると快適です。

また、機体によっては機内サービスの映画とかを見れるディスプレイに自分のイヤホンを使えることもあるので、持ち込むことがおすすめです。

5.上着

機内はとても寒いことが多いです。 外国人は半袖半ズボンで過ごしている方も多いですが、やはり上着を準備しておきましょう。

着脱しやすいように薄めのカーディガンなどがあると良いでしょう。 もちろん、機内にはブランケットもありますので自由に使ってくださいね。

6.充電器

充電器は必須ではありませんが、あったほうが良いと思います。

スマホタブレットで音楽や動画を視聴していると、どうしてもフライト中に電池切れを起こしてしまいます。 機内ではインターネットを使うことができませんが、スマホの電池があればあと少し音楽を聞けたのに!ってなることを防ぎましょう。

機体によっては充電用USBプラグがついていることもありますが、充電速度が非常に遅いため私はあまりアテにしていません。

7.ボールペン

日本への帰国時は携帯品・別送品申告書(入国カードのようなもの)を書かなければなりません。

機内で渡されることが多いのですが、そのときにボールペンを持っていなければ書くことができないので、忘れずに持っておくようにしましょう。

8.これらのものをまとめて入れておくためのポーチ

はい、最後はすべてをまとめておくためのポーチですね。搭乗して席に着こうとしたときに、かばんからアイテムを取り出そうとすると、後ろが渋滞になってしまい焦ってしまいますよね。

なので、席についたらすぐに取り出せるよう、ポーチに入れておくことがおすすめです。

また、ポーチに入れておけば、着陸後に機内から出るときにも忘れ物を防ぎやすくなります。

さいごに

これらのアイテムを機内に持ち込めば、あなたの空の旅も快適になります!

席で使いたいものはすべてポーチに入れて、かばんから取り出しやすくしておきましょう!

ラズパイにpyenvとMQTTの環境構築

Raspberry PiPythonを動かすために、pyenvをインストールします。

まずは、ラズパイのアップデートを行う。

sudo apt update
sudo apt upgrade

pyenvを入れるために必要なツールをインストールする

sudo apt install -y make build-essential libssl-dev zlib1g-dev libbz2-dev libreadline-dev libsqlite3-dev wget curl llvm libncurses5-dev libncursesw5-dev xz-utils tk-dev

pyenvのインストーラをダウンロードし、実行する

curl -L https://raw.githubusercontent.com/pyenv/pyenv-installer/master/bin/pyenv-installer | bash

Pyenvのpathを.bashrcに記述する

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bashrc

今書き込んだ設定を読み込む

source ~/.bashrc

動作確認

pyenv versions

これで表示されるものが、現在使用しているpythonのバージョンです。

次に、pyenvの使い方を説明します。

利用可能なpythonのバージョンを表示

pyenv install --list

これで好きなpythonのバージョンを選ぶ。 次に、pythonをインストールします。

pyenv install 3.7.4

エラーがでなければインストール成功です。

次に、今インストールしたバージョンを利用する設定にします。

pyenv global 3.7.4

これでpythonの3.7.4をデフォルトで使用することになります。

次に、mqttをインストールします。 最新版をインストールするためには、

sudo add-apt-repository ppa:mosquitto-dev/mosquitto-ppa
sudo apt update
sudo apt install mosquitto-clients
sudo apt install mosquitto

で完了です。

長野ツーリング〜ビーナスライン、白樺湖〜

霧ヶ峰と美ヶ原はどっちが良いの?? ビーナスラインは全長76kmにもおよぶ長い道路なので、日帰りツーで全部は走れないけど行ってみたい方向けに、私から見たおすすめをご紹介します♪

結論から言うと霧ヶ峰方面から美ヶ原へ行く途中までがおススメです

霧ヶ峰は開けた山の中を走るため、周りの景色がとても綺麗です。草原が広がっており、初めての私は感動すら覚えました。。速度は出し過ぎずに風景を楽しみながら、ワインディングも楽しむことができる最高のスポットでした。

なので、ビーナスラインに行くなら、必ず霧ヶ峰に行った方が良いです!!

それに対して美ヶ原は切り立った崖も多く、周りには木々が生い茂っているため、場所によっては暗く感じ、走ることが怖い場面も多くありました。私が行った日は霧が出ており、とても慎重に走りました。急なカーブも多いため、それ目当てで行く方にはおすすめでが、飛ばさずに気を付けてくださいね。

初心者の方でワインディングが苦手な場合は、行かなくても、霧ヶ峰で十分に楽しめます!!

私は白樺湖から霧ヶ峰ビーナスラインに入りましたが、道路も綺麗で走りやすかったです。 学生のうちにビーナスラインに行けて、もう後悔はないですね。またすぐにでも行きたいです!今度はgo proでも買って動画に撮りたいな。。

人気の低迷は幹部の勘違い!?【USJを劇的に変えた、たった1つの考え方】

どうも、ゆるです。

最近、マーケティングで人生を変えたいなと思い、勉強中です。

さて、マーケティングの初学者におすすめされる本に 経営破綻したUSJをV字回復させたマーケターの話しがあります。

今日はその本の中でも最も重要だと思う内容を厳選して、お伝えします。

USJの集客が減ったのはなぜか?

【結論】 USJの頭脳である幹部たちが、人気低迷の本質をとらえていなかった

著者の森岡さんがUSJに入ってから、幹部へヒアリングを行ったそうですが、その際に出てきた仮説が2つありました。

  1. 2002年に起きた食品賞味期限偽装などの不祥事によるブランドイメージの低下
  2. 東京ディズニーリゾートと差別化ができず、消費者を奪われていること

1つ目の仮説には、長年マーケターとして活躍してきた経験から、違和感を感じたそうです。 というのも、「人の噂も75日」的な経験則で、人の記憶というものはすぐに忘れてしまう。 10年以上も前のことを今だに覚えていて、そのブランドイメージの低下が原因でUSJに行かないということはないだろう。 そもそも、人の記憶がそれほど良いのであれば、数多の企業が何十億円も出してテレビCMをやる意味がないのだから。

これらのことから、不祥事によるブランドイメージ低下を原因とするのは、適していません。

2つ目の東京ディズニーリゾートとの消費者の奪いあいですが、これも違和感があります。 そもそも、物理的な距離が500kmも離れているのに、同じ商圏であるとは考えられません。 土日のお休みの日に行くと考えたとき、わざわざプラス3万円の交通費を払い、500kmも離れたところに行く人はほとんどいないのではないでしょうか。

そのため、2つ目の仮説も人気低迷の本質的な原因ではないのです。

本当の原因は、客層を映画ファンにのみ固定していることでした。 もともと関東よりも少ない関西の商圏をさらに、映画というカテゴリに絞っていたことで、来場者が増えなかったのです。

どこで戦うのか

これらのことからわかることとして、「どのように」のまえに「どこで」戦うのかをマーケターは考える必要があるのです。 ビジネスの結果を左右するビジネスドライバーを正しく見極め、その方向に向けて会社を無理にでも動かすことが、マーケターには必要なのです。

そして、その考え方にはユーザー視点が大切です。 「誰がいつ、どこで、どのように利用するのか」を具体的に検討し、本当にユーザーが欲しい、使いたいと思えるサービスを作る必要があります。

日本は古くから技術力に長けており、いつも「こんな技術があるから、この商品を作りました」というシーズ志向でした。 しかし、現代で成功するビジネスはお客さんのことを最優先に考えて、本当に求めているものを作り出すニーズ志向が大切です。

さいごに

ニーズ分析は非常に難しいかもしれませんが、すべてのビジネスマンがニーズ志向の考え方をすることができれば、今よりももっと良い製品・サービスがこの世に生まれると信じています。

僕もこれからは、相手の喜ばせ方を意識して行動していきたいと思います。

修士2年から見る「ブログ飯」と「論文」の共通点

最近、ブログを書き始めたためなんとなく「ブログ飯」を読んだのですが、思っていた以上に自分が論文を書くときや学会発表で意識していることとの共通点が多くありました。

そこで今回はブログと論文の共通点についていくつか触れてみようと思います。

人に伝えるための文章

ブログは人に自分の考えや個性を伝えるものです。本書では記事に一貫性をもたせ、理解しやすい文章を意識することが大切だと書いてありました。

論文でも同じことが言えます。読者に正しく伝えられるよう、簡潔的で一貫性のある文章が必要です。誰が読んでも理解できるほど具体的に説明されることが大事なのです。

また、論文では結論をアブストラクトという形で最初にも書きます。それはブログでも同様で、文頭に結論を軽く書き、具体的な文章や考えなどの文中を結論でサンドウィッチすることもわかりやすさを上げるためには必要なことらしいです。

テーマ選び(ネタ探し)

論文を書くときも、ネタは探します。今の技術動向を調査し、時流を読みます。今は何が求められるのか、これからは何が必要とされるのか、何が問題なのか。など徹底的なサーベイをします。そしてある程度の知識を身に着けてから目指す世界をイメージし、それを実現するための方法をブレストします。

ブログのネタ探しでも常に時流を見て、必要とされることを考える。そして日常の中で複数の視点を持って考える。これによってオリジナルなネタを見つけられるということでした。

ブルーオーシャンは自分で作る

よく、研究内容が先人とかぶっているということがあります。こんなとき、研究者はレッドオーシャンであることに苦しみを感じますが、そもそも世界にはレッドオーシャンしかないらしいです。

ただ、大事なのはブルーオーシャンを自分で作り出すということです。食べるラー油のようにもともとはただの調味料だったものを、一種のおかずにすることで、新たなブルーオーシャンを作り出すのです。

でも、ブルーオーシャンで休んでいてはだめです。その海はすぐに他の人たちによって赤く染まってしまうからです。なので、常にブルーな海を作り出すことを意識して、行動しなければならないのです。

正直、ブログでもこのような話しが出てくるとは思っていませんでした。

一日の24時間を最大限活用する

私は論文を書くとき、いつも必死になっています。どんな実験が必要なのか、この実験結果は正しいだろうか。執筆時間は足りるだろうか、もっと良い論文にはできないだろうか。こんなことを考えながらずっと論文の執筆をしています。

そのため、時間を浪費する活動はやめなければならないのです。私は以前、タバコを吸っていた時期がありました。でも、1時間に一回、わざわざ席をはずれてタバコを吸っていた時間が無駄に感じ、タバコをやめました。それ以降はまったく吸わなくなりました。私にとってはタバコ休憩よりも、たびたび席を外して集中力がかき乱されるタバコ時間が嫌いになったのです。

本書でもタバコ、酒、テレビなど自分に必要なく、時間を浪費する活動はやめるべきと書かれています。(無理はしない程度に)

まあ、これらは時間を有効に使うための方法なので、ブログや論文に関わらず、生きている人たち全員に言えることですね。

さいごに

ブログ飯と論文の共通点は

  • 人に伝えるための文章であることを最優先に考える
  • 誰にでも理解できる文章を意識する
  • ブロブも論文におけるアブストのように、最初に結論を書いても良い
  • ブルーオーシャンは探すものではなく、作り出すもの
  • 時間を最大限有効に使う

ということでした!

ブログも論文も人に伝えることを主軸としているため、文章の構成や考え方に似ている点も多いと感じました!

ブログ飯 個性を収入に変える生き方

ブログ飯 個性を収入に変える生き方

変わりたいと思い続けた人の大学生活

はじめに

私は小中高まで暗く、自分の意見を自由に言うこともできない人間でした。クラブ活動も友達がやっているから自分もやる、というように周りに流されてきました。

 

中でも私の最も苦手とし、コンプレックスに感じていたことはコミュニケーション能力です。普通にクラスの生徒とも自然に話すことはできず、うまく会話を続けることはできませんでした。

 

就活でよく聞くコミュニケーション能力は、相手に自分の考えを正しく伝えることだと思いますが、私は人と仲良くなるための雑談っぽいコミュニケーションすらできませんでした。

 

大学に入るにあたり、私はそんな嫌いな自分と決別しようと思いました。まず初めに、コミュニケーション能力の向上です。

 

大学1年生

コミュニケーション能力を高めるためには、まず、知らない人が多い環境に身を置かなければなりません。そのために、入学してすぐに、自分が入るべきサークルや課外活動について調べ始めました。最初は複数の団体が共同で開催する説明会に行き、そこで少しでも興味のあるサークルや団体に顔を出しました。

 

私は球技が苦手だったので、アイスホッケー部やヨット部など、今まで経験したことがなく苦手意識のない活動に興味を持ちました。でも、この活動に自分が学生生活を注ぎたいと思えなかったため、運動系のサークルに入ることはやめました。

 

次に私が興味を持ったのは、プログラミングを使って新しいものを生み出すプロジェクト活動でした。もともと情報工学科だったため、自分の専門性を高めることに興味を持っていました。私の大学は、プロジェクト活動と呼ばれる課外活動団体が数多くあり、自分の好きなことに時間をささげられる仕組みになっています。

 

私はマイコンとプログラミングを用いてアート作品を作る課外活動に参加しました。はじめは基礎的なプログラミングを学び、センサー類などの使い方を自分たちで動かしながら覚えていきました。

 

この活動には1年生が20人ほど入ったため、少しでも多くの学生と仲良くなれるように積極的に話しかけるようにしました。最初の頃はみんな友達を増やそうとしているため、コミュニケーション能力が不足した私でも、向こうが話を合わせてくれたりするため、会話が続くようになりました。

そして、4カ月ほどたったころ、他学科の学生と共同でアート作品を作ることになりました。今までは情報工学科の学生とばかり話していたのですが、急に専門も違えばノリも違う学生たちと協力して、ものづくりを始めました。

 

その時はアイデア出しから行ったのですが、誰が先輩なのかわからず、全員に敬語を使って話していました。すると、思いのほか積極的に話せるようになっていたことに気づきました。情報工の内容を説明するときなどは、単語をわかりやすいものにして、伝えるなど自分なりの工夫もし始めました。

 

私は大学の1年生で最も苦手としていたコミュニケーションは改善できたのです。知らない人が多い環境に自ら身を置くことで、困難を乗り越えることができました。

 

行動するためには

引っ込み事案で人に流される性格の私が、どうして新しい環境に身を置くことができたのか。それは自分のマインドを意識的に変えたことでした。

 

今までの自分は何かに興味を持っても、それをやったときに周りからどう見られるのかや、失敗したらどうしようなど、見えない未来に怯えていました。

 

でも、それは無意味だと気付いたのです。挑戦してから失敗するかなんて、やってみないとわからないのだから。

 

そこで私は何かに興味を持ったとき、必ず「やる前に考えるな、やってから考えろ」と言い聞かせました。人は考えるものです。でも考えすぎると見えない未来を想像してしまし、積極的に挑戦することができなくなるのです。その言葉を大切に常に新しいことに挑戦し、今までの自分と違う環境に身を置くよう意識しました。

 

そうやって、コミュニケーション能力の向上を図ったのです。

 

しかし、自分の苦手なことやダメなところは毎日のように出てきます。

 

大学2年生

このころに自分が感じていたことは、技術力のなさです。私は情報工学科なので、基本的にはプログラミングなどに付随する技術を学んでいました。でも、周りの人と比べて私の能力が足りていないと感じたのです。毎日プログラミングの勉強をしていたけれど、結局授業レベルのことしかできない。そんな自分が嫌いでした。

 

そこで考えたことはインターンシップに参加することです。きっかけは尊敬する3年生の先輩でした。先輩は学部1、2年のころはあまり技術が好きではなかったのに、学部3年に急激に変貌し、プログラミングでのスマホアプリ開発やweb開発などが容易にできるようになっていたのです。そんな先輩に、2年生から行けばよいインターンシップを教えてもらいました。

 

そのインターンシップではハイブリッドアプリを開発するものでした。ハイブリッドアプリとはスマホ向けのアプリをweb技術を用いて実装するものです。

 

これまでwebやスマホアプリなどやったことなどなかったのですが、「やる前に考えるな、やってから考えろ」と言い聞かせ、応募しました。そして受かったのです。

 

それからというもの、私は毎日ハイブリッドアプリの開発を勉強しました。メインはJavascriptjQueryの勉強をしました。アプリ上で動く裏の処理はすべてjQueryで書いてました。Webはスクリプトの読み込みタイミングや動作開始タイミングなど、わかりにくいものも多いため、とても苦労しました。

 

インターンに行くまで、だいたい3週間ほどありましたが、毎日寝る間も惜しんでアプリ開発の勉強をしました。

 

そして、インターンは1週間だったのですが、喜ばしいことに優秀賞を受賞することができました。これは私にとっての大きな成功体験になったのです。

 

この体験があったからこそ、私のプログラミングでものを作る熱意が非常に高くなりました。インターンが終わってからも自分でアプリのリリースに向けて毎日開発を行いました。そして、アプリの速度や性能の向上を目的として、ハイブリッドアプリからネイティブアプリ開発へと移行しました。私はiOSアプリ開発をしました。

 

正直、このアプリはリリースすることができなかったのですが、これからの毎日というもの、私はずっとiOSアプリの開発をすることになったのでした。

 

プログラミングは自分の気持ちが大きく変わらなければ継続できないと思います。サービスに対する熱意、意義をしっかりと持つことで、それにすべてを捧げて開発ができるのだと思います。

 

大学3年生

大学生活で最も忙しかったのは学部3年でした。毎日フルで授業がありつつも、自分のアプリ開発に時間を注いでたので、本当に寝る時間は短く、毎日4時間程度しか寝ていませんでした。正直、授業中もずっとアプリ開発を行っていました。授業のレポートとかも前日までやらず、徹夜して仕上げることがほとんどでした。

 

こんな生活をしていても、私は学業で好成績をとることを最大の目標としていたため、レポートにはすべて全力で取り組みました。テスト勉強も前日にしかやりませんでした。それでもGPA評価では4(優秀)ばかりとっていました。もちろん、授業内容が易しかったりしたものもありますが、この時期のテスト勉強は非常に効率が良かったのだと思います。一度見たものを絶対に忘れない感覚が当時はありました。

 

とまあ、この一年間は毎日こんなかんじで過ごしていました。人は本気になるとなんでもできると実感したのはこの時です。自分は強くなれると感じ、今までの弱さと決別した時でした。

 

大学4年生

4年生では卒業研究に取り組み始めました。研究テーマは3年生のときにプロジェクト活動で取り組んでいたものをそのまま継続して良いと教授から許可を得たため、同じ内容を取り組んでいました。

 

このときは今まで以上に本気になりました。4か月間一度も休むことなく、大学へ行き、朝10時から深夜1時ごろまで研究していました。日付を跨がずに家に帰ることはほとんどなかったです。

 

これだけ頑張った結果、学部で学会発表を3回経験することができました。これは先生にも恵まれたと感じていますが、必死に取り組んだ結果だと思っています。

 

おわりに

人はいつでも変われる。苦手なことや嫌いなことも、自分が直そうと本気になれば、どんなことでも成し遂げられると実感した。大学生活でした。今これを読んでいる方々も、自分のことが嫌いなら、それを直せばよい。いつでも直せることを私は知っています。

 

毎日自分を見つめ、意識し続ければ、必ず達成できるでしょう。

 

 

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